「英語の勉強時間が取れない」という声をよく聞きます。でも、まとまった時間は最初から必要ありません。この記事では、フルタイムの会社員である私が、勉強のための時間を「作らずに」どうやって毎日2時間近くのイマージョンをこなしているかを紹介します。
「勉強時間ゼロ」でも2時間できる
平日は9時〜18時まで働き、育児もある。そんなわたしのリアルなスケジュールです。
英語のために特別な時間を一切ブロックしていませんが、2時間近くのイマージョンが積み上がっています。
イヤホンをして歩くだけ。Curious George の音声を流す。
Passive Immersion英語はお休み。ただし昼休みに少し挟む日も。
Workお弁当を食べながらイマージョン、またはeステで多読。無理はしない。
Passive Immersion eステ(任意)往路と同じ。音声を流しながら移動するだけ。
Passive Immersion家族との時間。英語はほぼなし。
Family子どもが寝たあと、Curious George または Tintin を1エピソード。この時間だけ新しい回を集中して視聴。
Active Immersion徒歩40分 + 電車30分 + Active 60分 + 昼(任意)= 勉強のための時間ゼロ
Passive Immersion と Active Immersion、何が違う?
イマージョンには2種類あります。私はこう使い分けています。
P
Passive Immersion(ながら聴き)
通勤・昼休みに「流す」だけ。集中しなくていい。脳に英語の音とリズムをなじませる感覚。
A
Active Immersion(集中視聴)
夜21時半以降、画面に集中して1エピソード。新しい話を見て、内容を楽しむ。これがイマージョンの核心。
イマージョンは「同じコンテンツ」を繰り返す
Passive Immersionでは、すでに一度見たことがある音声を使っています。
「内容がわかるから聴き続けられる」からです。
筆者は以前、通勤中にビジネス用のPodcastやBBC Radioを聴いていました。TOEIC820点を持っていても、まったく続きませんでした。内容がわからない音声を流しても、脳が情報として処理できず、ただの雑音になってしまうんです。
Matt vs Japan も動画の中で同じことを言っています。Passive Immersionは「すでに内容を知っているもの」を使うほうが、負荷が低く続けやすい、と。
Active Immersionで新しい話を見る → その音声をPassive Immersionで繰り返す。このサイクルが無理なく回ります。
「70%わかるもの」でないと続かない
BBCが続かなかったのは意志力の問題ではありません。難しすぎたからです。
クラッシェンのi+1理論にあるように、70%以上理解できるコンテンツが最も習得効率が高く、かつ継続できます。Curious Georgeは子ども向けアニメですが、だからこそ内容が頭に入ってくる。「簡単すぎる」は問題ではなく、
むしろ続けられることが最大の効率です。
「自分には簡単すぎるかな?」と思うくらいのコンテンツが、イマージョン学習にはちょうどいい。
多読を取り入れると効果的
筆者はeステーションという英語多読用コンテンツを使用していますが、
これは読む力を補強するための追加要素です。
ただし、イマージョン(動画・音声)が習慣になっていないうちから多読まで始める必要はありません。
まずはイマージョンを続け、どうしても洋書を読んでみたいという気持ちになったときに、
日々のルーティンに多読を取り入れてみましょう。
📌 まとめ
- 通勤の徒歩・電車時間だけでPassive Immersionは約1時間半確保できる
- 夜21:30からのActive Immersion(1エピソード)がイマージョンの核心
- Passive Immersionは「一度見た音声」を繰り返す。内容がわかるから続く
- TOEIC800超でもBBCは難しすぎた。70%理解できるコンテンツを選ぶ
- eステ多読は補助。イマージョンが続いてから追加すればいい
- 「勉強のための時間」を作らなくても、2時間のイマージョンは積み上がる
まずはイマージョンを試してみる
Curious George(おさるのジョージ)は日本語版・英語版ともにNetflixやYouTubeで視聴できます。
好きなエピソードを1本、まず日本語で見てから英語で見直してみてください。

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